登山の途中で

一昨日の日曜日
久々に休みだったので下二人と妻、それにJET君(ジャックラッセルテリア)で登山に行った
登山といってもお気軽な格好で登ることのできるなんちゃって登山
しかもケーブルカーがあるので、歩かなくてもそこそこのところまで行けてしまう
子供たちはケーブルカーに乗りたがったが、そこは登山
下からしっかりと登ることにしたのだが・・・
いやはや
舗装されたきつい坂が延々と続いていて結構きつかった
きっと地面の問題だと思うのだが、やはり登山は自然の道を歩きたいな
途中でおいしいおそばとビールで勢いをつけ山頂に
残念ながらまだ紅葉には早すぎたようで色づいた葉はほんの少しだけ
しかし帰り道の小さな川で色づいた違うものを発見!
「さかないた~」
道路脇の小さな川の浅瀬で婚姻色で色づいた大きなヤマメのペアリングを発見
正直ヤマメのペアリングを見たのはこれが初めて
釣りにはよく行くけど、産卵期の今時期は禁漁なので川に行ったことがなかった
じっと見ていると体を横にしてブルブルと体を震わせ穴を掘っている
流石に産卵シーンまでは見ることができなかったが思いもしない場所で秋を感じる事が出来た
夏休みの遊び

「ぱぱ~っ、オイカワつりいこ~っ!」
「おお~~っ!」
昨年は背伸びしてフライフィッシングでオイカワ釣りに挑戦させたが、
この夏休みは僕が子供の頃にもやったことのある
「流し毛針」という仕掛けとのべ竿を使ってオイカワ釣りに挑戦してみた
流し毛針とはウキの先に5本くらい毛針が付いた仕掛けのことなのだが、
餌を付ける手間もなく、手軽に小物釣りが楽しめる
はずだったのだが・・・
やはり針が沢山ついているのでトラブルも多く、
絡まった仕掛けを直す時間にやきもきしする場面も多々あった
しかし、帰る間際に次男が婚姻色の雄を釣り上げた
僕はこれまで婚姻色の雄が釣りたいがために、足しげく通っていたのだが・・・
いやはや
ちょこっとコイ釣り

「よし! どこか行く?」
「いくっ」
「どこ行く?」
「つりっ!」
「何釣り?」
「こいっ!」
「オッケーじゃあ今からコイ釣りだ~」
家でパスタをかっ込みバタバタと家を飛び出した。
目指すは先日次男といった近所の小河川。
前回は面白いようにコイが釣れたが、今回は果たして・・・?
「あれ~釣りしているよ~」
「あ~ほんとだ~」
あてにしていたポイントは既に釣り人がいた。
しかもフライフィッシングでオイカワ釣りを楽しんでいるようだ。
「おなじじゃん」
「同じだね~」
しかし、今日はコイ釣り。
「ここじゃ無理だからもう少し上流に行ってみようか?」
「うん!」
前回は濁っていて川の中が全く見えなかったが、今日は川の底まで良く見える。
その為コイからもこちらの様子が丸見えなのか、釣ろうと思ってもすぐに逃げていってしまう。
やれやれ、今日は苦戦しようだ・・・
「やはりこの前は濁っていたから釣れたんだね~」
それでも何とか1匹の巨ゴイを次男が釣り上げた。
今回も見事としか言いようのない70cm位ありそうな巨ゴイだ。
嬉しそうに何度も何度も撫でている。
早くも斜めになった日が差し込み、いつもの川の数倍きれいに見えた。
やはり少しの時間でも外で遊ぶのは楽しいね~
フライフィッシングでオイカワ釣り

「ふらいふぃっしんぐ おもしろいね」
次男に初めてフライフィッシングをさせてみた。
といっても渓流でヤマメやイワナなどを狙うのではなく、町中を流れる小河川でオイカワを狙うのだ。
僕自身オイカワ釣りをしたことがないので、子供でも安全に釣りをするところができる場所で、オイカワが沢山いるところをいろいろと探したところ、多摩川の支流が一番良いように思えた。
時期的に最盛期(たぶん秋?)は過ぎた感がなくもないが、休日に妻と次男、JET君(ジャックラッセルテリア)でオイカワ釣りに出かけた。
思った通り秋のように川全体がオイカワで埋め尽くされているという感(川の至るところでオイカワが跳ねている)はなかったけれど、それでも思いのほか次男のフライにもオイカワが果敢にアタックしてきた。
結果から言うと短時間に数匹のオイカワを次男がフライフィッシングで釣ることができた。
身近で楽しいオイカワのフライフィッシング。
子供と一緒にこんな遊びも悪くないのではなかろうか?
アドレナリンが特効薬?

片方のほっぺを大きく腫らせ「痛い痛い」と泣いている。
しかし、毎日家にばかりいてはほっぺが痛いとはいえ暇で仕方がないらしい。
そこで昨日は近くの川にコイ釣りに行った。
パンの耳を餌に子供でも簡単にコイを掛けることができる。
(雨のせいで川が濁っていた為、コイの警戒心が薄れていたようなのだ)
60cm以上ある大きなコイ。
幼稚園生と対峙するには少々オーバースペック気味な感じ。
しかし、何度も対岸に走られてはまた引き寄せを繰り返し、なんと3匹も巨ゴイを釣り上げてしまった。
ほっぺの痛みもアドレナリンが出て少し緩和された模様?
近所の公園も楽しい

「うん、レアかも」
我が家から自転車で行ける公園に石神井公園がある。
長男、長女、次男と幾度となく行った公園だ。
ここ最近は次男が釣りにハマっているので、「ぱぱ~つりいきたい」とくると、とりあえず石神井公園でお茶を濁すのがここ最近のパターン。
昨日もそんな感じで夕方前にちょこっと散歩がてら釣り糸を垂れた。
石神井公園は場所が限定されているが釣りを楽しむことができる。
リールがついた竿は禁止のようだが、のべ竿なら遊歩道を通る人さえ気を付ければ子供でも平気だ。
餌は買うのが面倒だし、残るのが嫌なのでいつもワームを小さく切り裂いて針先につけるのが我が家の習わし。
驚いたことに昨日はいきなりブラックバスが最初に掛かった。
次男はブラックバスを間近で見るは昨日が初めて。
池で泳いでいるのは幾度となく見ているのだが・・・
しばらくバケツに手を突っ込んではバスの観察をしていたのが印象的だった。
そして遊歩道でお年寄りから話しかけられる度に「ぶらっくばすつれたんだよ」と自慢げに話していた。
そうそう昨日はこんな大きなブルーギルも釣れたっけか・・・

久喜菖蒲公園
ここ最近次男と行きつけの公園ができた。
久喜菖蒲公園だ。
我が家からは外環と東北道に乗っていかなければならないのだが、なぜそこまでこの公園に通うのかと行くと・・・
目的は次男の釣りなのだ。
休みの日になると次男は「ぱぱ~ブルーギルとブラックバスのいるこうえんにいきたい」と言うようになった。
そう久喜菖蒲公園にはブルーギルとブラックバスがいて小さな子供でも気軽に釣りが楽しめるのだ。
1m位の短いのべ竿に糸とウキとハリ、そして餌にはワーム。
こんな簡単な仕掛けで何匹ものブルーギルが相手をしてくれる。
(バスはいるけどまだ釣れていない)
実は近所の石神井公園でもブルーギルは沢山いるのだが、久喜菖蒲公園は釣りの他にもレンタルサイクルがあったり、スモークが出る広場があったり緑鮮やかな丘があったり、大きな滑り台があったりと子供が元気いっぱい遊べるスペースが沢山ある。
クヌギの木も沢山あったので夏にはカブトムシもきっと獲れるかもしれない。
駐車場は無料だし、そうだ今度はBBQも一緒に楽しんでみようかな?
ばいばい、うなちゃん

2年前の夏休み、長男の自由研究のテーマが「うなぎ」だった。
ちょうどそのころうなぎの稚魚が高騰し1匹500円だとか、絶滅危惧種に指定されるかもしれないとか毎日のようにインターネットのニュースを賑あわせていた。
そこで実際に天然ウナギが捕獲できるものなのか色々ネットで検索しているうちに、意外や意外江戸川で普通に釣れるという事がわかったのだ。
そこで夜な夜な長男とその江戸川に天然うなぎを釣りに行ってみると、実にあっけなく天然うなぎが釣れてしまったのだ。
うなぎが一体何を食べるかなど調べる為、その釣れた天然うなぎを持ち帰り家でしばらく飼うことにした。
研究内容で「養殖ものと天然ものを食べ比べてみる」などの案も上ったが、ウナギの顔を毎日見ているうちにいつしかそのあどけない表情から我が家の可愛い家族一員と化したのであった。
しかし、最近になってやはりうなぎの今後のことを考えると家で飼っているのは間違いなような気がした。
うなぎは遥か彼方マリアナ海溝まで行って産卵すると言われている。
このまま家の水槽で死なせるわけにはいかない。
ちょうど捕獲したのは夏休み。
リリースするにはこの時期しかないだろう。
もともといる在来種だし、元いた場所に放流することはきっと問題ないだろう。
そこで下二人を連れ出して江戸川に向かった。
雨の影響か川はコーヒー牛乳のように濁っていたが、それが自然というものだ。
最後の別れにとクーラーボックスに入れてきたうなちゃんと子供たちがスキンシップしていると・・・
うなぎの「う」を見事にうなちゃんが作って見せた。
ばいばい、うなちゃん!

自分で釣った魚を食べてみる

頭と内臓を取り除き、軽く塩をして一日冷蔵庫に入れておいた。
僕は釣った魚はほぼリリースしてしまうので、あまりキープして食べるということはないが、たまに食べる時は軽く塩をして冷蔵庫で寝かせてから食べるようにしている。
その方が何となく魚の臭みが消えて食べやすくなるからだ。
そして次の日から揚げにしてみると・・・
「うん、おいしい!」
あまりにも小さくて味はほとんどわからなかったけれど、釣った本人が食べておいしいと言っているので良しとしよう。
「自分で釣った魚を食べてみたい」と言っていただけあって、普段あまり魚を食べない次男が美味しそうに何匹もハゼを食べていた。

「うん、いくっ!」
次回はもう少しハゼのサイズが大きくなっていると良いのだが。
夏の釣り

「ぱぱ~じぶんでつったサカナたべてみたいの」
次男が言ったその言葉を急に思い出した。
今時期ならちょうど子供でも簡単に釣ることができる魚がいる。
ハゼだ。
僕は北海道で生まれ育ったのでなじみのある魚ではないが、今までに何度かハゼ釣りに行ったことがある。
早速昼ご飯を食べてから準備をすませ海に向かった。
環七を海に向かって真っすぐ進むと、海の手前に京浜運河が横切っている。
その京浜運河が我が家では歴代子供たちとハゼ釣りを楽しんだ定番のポイントとなっている。
向かいの公園には有料の駐車場(1時間200円)があり、釣り場には足洗い場やトイレもある。
途中釣具屋で青イソメを20g(200円)を購入した。
1m弱の短い竿にウキひとつカミツブシのオモリひとつ、小さな針ひとつ。
とってもシンプルな道具仕立てなのでトラブルが少なく子供でも十分楽しむことができる。
昨日は猛暑日という事もあり、海パンでいつでも海に入れるスタイルで臨んだ。
まずは何も言わずただ竿を渡した。
すると・・・
「ぱぱ~つれた」
「はっはやい・・・」
いままで何度も上二人をこの場所に釣れてきたが、こんなに早く釣ったものはいなかったような気が・・・
そしてまた
とにかく次々と釣っていく。
しかし、釣れた魚をよく見るとどうもマハゼではなく、ダボハゼのようだ。
心配になって水の中の様子を見ると、いるはいるは。
底にへばりつく様にハゼがうごめいている。
見えるものはほとんどがマハゼなのにどうして次男はダボハゼばかり釣れるのだろうか?
気になったので自分でもやってみることにした。
マハゼは目視できるので、その目の前にハリを落としてみると・・・
「ぱくっ」っと間髪入れず喰いついてくる。
しかし、次の瞬間すぐに口から吐き出すものもいる。
そして岩陰から現れた黒い魚がその針目がけて突進してくる。
その黒い魚は針を咥え吐き出すこともなく、元いたい岩陰に素早く戻って行く。
「はは~ん、そういうことか」
マハゼは喰った瞬間にアワセを入れないと、途中で吐き出してしまうのだ。
ダボハゼは獰猛で貪欲なのか、喰ったものを中々吐き出さない。
それだからか、アワセをうまく入れられない次男には結果的にダボハゼばかり釣れてしまうのだ。
しかし子供にとっては次から次へと魚が釣れるものだから、こんなに楽しいことはない。
気付くと次男はお風呂のように首まで水に浸かって釣りをし始めた。
これなら猛暑日の炎天下でも熱中症の心配もいらないかな・・・?
こんな夏の釣り。
これからが本番です。
